令和元年 天皇陛下御即位を祝う国民祭典 新発田両町台輪
2019年11月11日更新

11月9日、皇居外苑において天皇陛下御即位を祝う国民祭典が執り行われました。

若木睦は新潟県新発田市の「新発田台輪」でこの祭典に参加させていただきました。当会四年に新発田市出身の人がいるためにいただけたご縁です。

六台揃うと圧巻ですね。新潟から部分解体をして皇居まで持ってきたそうです。

若木睦は「両町」様の台輪での参加です。

新発田の台輪は車輪が三輪、前についている舵棒で台輪を大きく上下にあおりながら進みます。また、台輪の二階部分には人形がおかれ、一階部分でお囃子が演奏されていました。

台輪の前で記念写真

パレード出発時間が近づくと台輪は所定の位置へ移動します。

「わっしょい」の掛け声で曳かれました。

出発を待つ台輪と両町の皆様

2時を過ぎた頃、台輪が力強く出発しました。

パレードの約600mずっとあおりながら進むと言う事で、初参加の私たちは少し身構えもしました。

曳行が始まるとまずは綱を引きました。あおっている時は綱はピンと張り、持つ綱を大きく上下に揉みます。さらに大きく左右に振られるのでこれがなかなか大変でした。


綱で台輪の動きに慣れると、舵棒もやらせていただきました。上の画像で台輪の前で棒を抱えてあげて落としているのがわかるでしょうか?

例年、夏の例大祭で行われる新発田祭りではこれに喧嘩が入るそうです。「喧嘩台輪」という異名もあるほどだそうですが、ここではやらないという事でした。

大きな台輪を棒と人力だけであおるわけですから容易ではありません。両町の皆様に混ざり、若木睦も代わる代わる舵棒をやらせていただきました。

途中、六台の台輪が一列に並び木遣りが歌われた後に一斉にあおりました。

台輪はさらにあおりながら進みました。

バスの待機場所まで来るとあおりは終わりました。

バス待機場所の奥でもう一踏ん張りして終了しました。

頭取さんから労いの言葉をかけていただきました。

なんと我々は台輪に上がらせていただき、記念撮影をさせていただきました。

両町の皆様ありがとうございました

新潟県新発田市出身の人が当會に所属していた事からいただけた今回のご縁。これも全国から人が集まる大学の神輿會ならではの事ではないかなと思います。

天皇陛下御即位の祭典に我々を参加させていただいたことはとても光栄な事だと思っています。本当にありがとうございました。

今回お声をかけていただいた4年は睦半纏着るのはここが最後との事でした。「最後が新発田台輪だったのはなんか胸にくる」と言っていたのが印象的でした。

4年間本当にお疲れ様でした。

両町の皆様、新発田の皆様には当日大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。

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