11月3日、若木祭神輿渡御宵宮の日を迎えました。
16時の式典開始まではそれぞれ細かな箇所の調整や確認を行いました。 曳き太鼓に竹をつけたり。 神輿の四隅には「奉祝 天皇陛下御即位三十年」の記念綬をつけ鳳凰には稲穂と榊を咥えさせました。2年生の一部の會員は草鞋を初めて履くためレクチャーを受けました。 また芳名板の製作や 降神の儀昇神の儀で神輿を隠すために使う白張も製作しました。掃き掃除を行い宵宮祭式典に備えます。
そして16時、定刻通りに式典が行われました。 式典は滞りなく終われました。
宵宮学内渡御開始時間まで休憩を入れ、17時30分定刻通りに神輿は御仮屋前をお発ちしました。11月初旬の17時30分はもう真っ暗。提灯の明かりが映えました。 気合いを入れて担ぎます。 今年は御仮屋〜神殿を2往復しました。1往復目は江戸前担ぎ、2往復目は本祭で行う予定のどっこい担ぎをお試しでやる事となりました。どっこい担ぎでの渡御は「めでためでたの若松様よ」の甚句でスタート。この後もどっこい担ぎの特徴である神輿甚句が入り、江戸前とは違う雰囲気での渡御となりました。 あまり最初は馴染みのない担ぎ方で戸惑う様子も少し見られましたが、中盤くらいからは盛り上がりました。ただ翌日に向けての改善点も見られました。最後は担ぎ方を江戸前に戻し、渡邊會長の木で納めとなりました。人数が少ない中でしたがしっかり担ぎきりました。その後、神輿を御仮屋に納めて控え室に戻り、翌日の本祭の打ち合わせを行いこの日は解散となりました。
初参加の會員も数人いましたが、楽しかったと言っていたので安心しました。
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