10月20日(土)、國學院大學にて第九回観月祭が催行されました。観月祭は若木祭神輿渡御の還御祭に端を発する行事です。そのため、若木祭神輿渡御及び若木睦とは切っても切れない関係にあります。
若木睦は例年斎庭係として観月祭に携わっています。一部他神道部会を兼部している会員は舞人、楽人としても参加しました。
観月祭の朝、祭式教室に一度集まってから各部署毎に分かれ作業を始めました。
本年の学生統括は当会相談役増山が務めました。ここでは斎庭係の動きを中心に書いていきます。
斎庭係総括の当会相談役小澤の指揮の元まずは高欄設営を行いました。
まず2号館2階の第2祭式教室から高欄を運び出します。 運び出した高欄は会場となる5号館ピロティ下に一度仮置きされます。
その後、図面通りに舞台に組み立てられます。
小澤総括の指示のもと、テキパキと手際よく行えました。また会場の椅子出しなども並行して行いました。高欄設営および椅子出し等は昼前には完了できました。 出来上がった高欄がこちら
作業もひと段落しお昼休憩。とりあえず一安心って言ったところでしょうか。 束の間のリラックスタイムとなりました。 午後はまず14時からの整理券配布を行いました。 トラロープや拡声器を使い誘導を行います。
斎庭係も祭式教室待機班や会場警備班に分かれました。こちらは雅楽器「笙」を温めるための火鉢。 会場では立入禁止のテープが貼られます。 統括も指示を出します。
そして時は進み開演時間が近づいてくると人が集まってきました。立ち見席含めとても多くの方に集まってもらえました。
16時、観月祭開演です。
今年の演目は以下の通りです。
管絃
- 平調音取
- 林歌
- 陪臚
祭祀舞
- 浦安の舞
- 豊栄舞
舞楽
- 振鉾
- 五常楽急
- 登天楽
観月祭本番中の斎庭の写真は無かったので、舞台で輝く舞人楽人の写真を載せようと思います。
祭式
管弦
浦安の舞
豊栄舞
振鉾
五常楽急
登天楽
途中から雨が降ってきてしまいましたが、17時40分無事に終演を迎えました。最後に祭式教室に集まり無事全てが滞りなく終了しました。
その後は直会です。
無事に大仕事を終えた安心感からか終始和やかな雰囲気でした。
以上をもって平成最後の観月祭は無事終了しました。若木睦も神道六部会としてこの大きな舞台に関われた事を嬉しく思います。これから永く観月祭が続くよう若木睦も協力していく所存です。
観月祭が終わればすぐに若木祭です。こちらは若木睦の晴れ舞台、この勢いで頑張ります。
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