東神奈川 熊野神社例祭
2018年08月20日更新

8月19日は横浜市東神奈川に鎮座する熊野神社の例祭に参加させていただきました。こちらのお宮は当會相談役小澤の氏神様でその仲介のもと、若木睦の袢纏で本社神輿を担がせていただきました。

こちらがその本社神輿、昭和27年(1952年)に京都で作られた台輪三尺七寸の大神輿です。正面と背面の唐戸の前には狛犬がいました。今年は蕨手に奉祝天皇陛下御即位三十年の幕がついてました。

こちらの神輿は「横浜担ぎ」という普段の江戸前よりもゆっくりなテンポで担がれます。

渡御ルートは毎年変わるそうで、今年は東白楽駅からのお発ちでした。ちなみに去年は浜の方から担ぎました。

担がれるとその大きさが際立ちますね…彫り物も深く、とても立派な大神輿です。

神輿に対してナガヤが短く、華はとても重かったですがナガヤがよくしなるので、ガン揉みできました。

横に渡してトンボにしてある棒にもとっつきます。カニ歩きの様な感じで担ぎました。

十六菊の紋と聖壽無窮、國土安穏の文字がたなびきます。

渡御は進み、ここで神輿を差し上げました。

そのまま神輿を地面すれすれまで下げそのまま上げる動きを数回繰り返しました。

動画はこちらに貼ってあります。

その後神輿は山車に乗せられ、宮入前までそのまま町を回ります。その間に私たちは熊野神社を参拝させていただきました。

見切れちゃっているのですが、鳥居両横にある狛犬は戦後米兵により一度埋められてしまったそうですが、掘り起こして今に至っているらしいです。

大幟には熊野三社大權現の文字

山車で町を巡っていた神輿は行列を作り神社横まで戻ってきました。ここで山車から神輿は降ろされ肩で神社へと宮入します。

神輿が大きく揉まれるとてっぺんの鳳凰がまるで舞っているかの様に大きく揺れていました。

神社へ入ると押しては返す押しては返すを繰り返します。

そして木が入り、神輿は降ろされました。

御霊が神社へ戻り無事渡御は終了となりました。

その後鳶の木遣りが入り三本締めでお開きになりました。

とても担ぎごたえのある神輿を担ぎ渡御が終わった時にはクタクタでした。この様な素晴らしいお祭りに参加させてくれた相談役に感謝です。ありがとうございました。

もう夏も終わりに近づき若木睦で参加する夏祭りも後一箇所となりました。平成最後の夏を若木睦では神輿で最後まで存分に味わおうと思っています。

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