國學院大學若木祭の伝統ある「神輿渡御」を運営するサークル

%e8%a6%b3%e6%9c%88%e7%a5%ad%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc

若木睦の神輿渡御から始まったといわれている神道文化学部行事の観月祭。今年は七回目を迎え、若木睦は斎庭係としてお手伝いをさせていただきました。

dscf0688

國學院大學の神道系サークルが中心となって結成される斎庭係は今年度50人を超えました。設営や警備、広報など演者を陰で支える役目を持つ斎庭係。その統括を行ったのは本會の細江會長であります。細江會長は昨年度の観月祭で学生統括を務め、今年は斎庭を統括するという経歴を持ちます。

今回はそんな本番中あまり注目を受けることがない斎庭係に焦点を当てて記事をお届けします。

演者の皆さんも日々合同稽古を行って研鑽を積んでおられたと思いますが、斎庭係もまず高欄の組み立て練習を一週間前に行いました。

dsc_0016

本番いきなり組むといっても配置や部品のイメージなどはつかみにくいものです。実際に本番と同じように高欄を組み、そのもとで演者の方々にも合同稽古を行ってもらいました。

dsc07468

本番は先生方や職員の方々にも手伝っていただき、組み立てたものを少し崩して持って行って精密に組み立てを行っていきます。やはり祭祀舞や雅楽奉納は神事ですので、その御殿となる高欄も完璧なものを作り上げなくてはなりません。みなで真剣に作業を行いました。

dsc07476

高欄の横に青葉雅楽会の方が持ってきた胡床を並べます。

dsc07519

組み立てた高欄に金具の装飾をつけていきます。

dsc07522

武田学部長も真剣な眼差しで準備を行う生徒たちを見守っていました。

dsc07526

小野雅楽会の小野貴嗣先生にお借りした窼幕を運んでいきます。これを業者の方に舞台後ろに飾っていただきました。

dsc07562

副学部長の西岡先生も階段から見守っていました。

dsc07591

いよいよリハーサルが始まります。祭式教室に来る先生方のために胡床を用意しています。

dsc07607

ステージ設営の終わった現場では小野貴嗣先生のご指導のもと本番の位置確認などが行われています。

dsc07667

本番直前なだけあってご指導にも熱が入ります。

dsc07734

音出しが11時までしかできないので場所を第一祭式教室にうつします。斎庭係も途中まで真剣な表情でリハーサルを見守ります。

dscf0724

さて、舞台の設営はこんな感じで完了しました。完璧な状態で本番を迎えられそうな雰囲気です。

dsc07762

祭式教室ではみすゞ會のリハーサルが続きます。

dsc07862

お次の仕事は客席設営です。普段五号館ピロティに置いてある椅子を中心に並べていきます。

dsc07879

お次に体育館のパイプ椅子を中心に並べていきます。観客全員が見えるように互い違いに置いていきます。

dsc07902

笙を温めるための火鉢の起こし方のレクチャーを受けています。

dsc07928

祭祀を担当する瑞玉會も磐座の前で最後のイメトレです。

dscf0758

ようやく並べ終わりました。席数にして212席(長椅子三人換算)。

ピロティ前は既に整理券を取りに来られた方々でいっぱいです。

dsc07934

斎庭警備班を中心に来られた方々をまとめていきます。

dsc07951

順番に整理券を配布していきます。

dscf0762

そんな裏で火鉢の維持が続けられていました。

dsc07980

祭式教室では本番に向けて萠黄會を中心に先生方も併せて着装が行われています。

dsc08031

次々と着装が行われていきます。

dsc08039

武田学部長の着装も小野和伸先生や星野先生を中心に行われていきます。

dscf0786

現場ではいよいよ開場です。人がなだれ込みます。

dscf0792

磐座の前には神饌と真榊が準備万端です。

dsc08136

國學院大學の佐栁正三常務理事と武田学部長、西岡副学部長が着装して参列します。

dsc08147

加えて左から吉永安里人間開発学部助教、木村都キャリアサポート課長、藤澤紫文学部教授が参列。後ろには赤井益久学長が控えます。

dsc08161

いよいよ観月祭斎行です。神事が始まります。

dsc08175

修祓が行われます。観客の皆さまをお祓いしています。

dsc08214

献供され、復興祝詞が読まれた後学長が玉串を奉典します。

dsc08229

一通り神事が終わった後所役が撤収を行います。

最初の演目は青葉雅楽会の管弦です。太食調の音取、傾盃楽急、抜頭が演奏されます。

img_0566

厳かな雰囲気です。

ノルマン・ヘイブンズ先生もご来場です。

dsc08337

演奏が終わると所役が太鼓や火鉢を移動します。

dsc08349

続いてみすゞ會の神楽舞です。

dsc08362

まずは豊栄舞が舞われました。

dsc08435

浦安の舞の前には所役により鈴が運び込まれます。

dsc08520

そして浦安の舞。

dsc08471

青葉雅楽会の唱歌のもと舞われました。

dsc08596

最後に舞楽が行われました。まずは振鉾です。

dsc08611

鉾を天に振り上げる姿は非常に麗しいものがありました。

続いて右舞の延喜楽。

dsc08704

雅楽の演奏の元四人で舞われました。

dsc08740

最後に左舞の賀殿急。

dsc08760

それぞれが力強い舞を魅せていました。

dsc08821

これにて観月祭はお開きです。

dsc08824

ここから斎庭係で片づけが始まります。

dsc08829

次々と金具が取り外されていきます。いざ終わるとなると悲しいものです。

dsc08867

皆説明書きを見ながら解体を行っていきます。

dscf0856

皆見て袋に入れていきましたが、どうしてもズレが発生しました。来年はしっかり整理しなければいけません。

img_0631

片付けも一通り終わり、直会に移りました。

img_0649

武田学部長を始め先生方も集まり、全体で今日の頑張りを労いました。

img_0667

最後に若木睦で神輿コール集合写真。なんだか報われた気がしてきました。

img_0686

斎庭統括の細江會長。厳しい逆境の中でも観月祭を上手く取り纏めました。今回のMVPは間違えなくこの人です。

img_0575

最後に蛇足かもしれませんが、撮影班の一人として一言。今回私はこの観月祭で前回に引き続き撮影をやらせていただきましたが、今回特に重視したのが斎庭係の撮影であります。本會五代目會長も前年度「準備の写真も撮ることが大事」であると仰っていましたが、まさにそれを痛感しております。こうして記録に残すことで裏方である我々斎庭係の成果が形として残せるからです。演者の方々は成果が目に見えてわかりやすいですが、斎庭係は注目を浴びることもあまりない地味な役割です。ただ、こうした観月祭に裏方は欠かせないものです。それを記録を持って体現することは非常に重要だと思いました。

記事が非常に長くなりましたが、以上でレポートは終了です。学部ホームページでも武田学部長が順次記録をアップしてくださることでしょうから、楽しみに待ちましょう。

第7回観月祭開催報告(その1 平成28年10月15日)
http://www.kokugakuin.ac.jp/shinto/shin05_h28_1017_011.html

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です